◎無上の至福

◎無上の至福

【本文】
『心が完全に寂静であり、情欲の炎が静まり、罪けがれがまったくなく、
　至高者と一体となっているヨーギーは、無上の至福を得る。

　このように罪汚れがなく、あらゆる差別から心を離したヨーギーは、
　至高者と一体となった至福の境地を味わうこととなる。』

　はい。これも読んだとおりですけどね。心が完全に寂静になり、情欲・欲望や煩悩の炎が静まって、罪けがれ――つまりこれは‘カルマ’のけがれが完全に浄化され――これはもちろん、最後の話を言ってるわけですけどね。われわれが心が寂静になって煩悩が静まってカルマが消えて、で――ここでいう『至高者』っていうのはクリシュナのことだけども、クリシュナじゃなくてもいいんですが、この全宇宙を包含している完全なる実体だね。で、それに完全に自分が一体になった状態。これは無上の至福ですよと。