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八十の個人的アドヴァイス(22)

22.

 五つの幸いがある。

 輪廻が苦しみの毒の木であると認識する者は幸いである。輪廻の本質が苦しみであることを認識した者は、輪廻を避ける。

 苦悩の感情を生み出すものを修行の友と見なす者は幸いである。例えば敵を見るとき、その敵は忍耐を身につけさせてくれる師であると考えなさい。

 師を正しく見る者は幸いである。師を仏陀と見なし、その教えを甘露と見なすことで、永遠の自由への道を歩むことができる。

 外的なもの、内的なもの、境遇など、あらゆるものを実体がないものと見る者は幸いである。そのように見ることで、仏陀の智慧の心を悟ることができる。

 世俗的活動を放棄し、間違いのない道を歩む者は幸いである。今生の世俗的活動を諦め、完璧な教えを実践すれば、彼らの心には必ず幸福の太陽が昇るのである。

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