yoga school kailas

8 混合式タントウ

8 混合式タントウ

 以下の動作を、連続して行なう。
 
①肩幅で立ち、目はまっすぐに前を見る。背筋を伸ばし、肩の力を抜く。全身の筋肉も、できるだけ脱力しておく。

②両手を前に伸ばす。掌は下に向け、力を抜いてわずかに湾曲させる。それぞれの指同士は密着させる。
 同時に両膝を120度くらい曲げる。

③②の姿勢のまま、両掌同士をを向かい合わせた形にする。

④そのまま両手を胸の前に寄せる。指はわずかに湾曲し、掌は内側を向き、両手の中指の先同士がわずかに接触する。

⑤両手を左右に開いていき、両腕を左右に平行に伸ばす。掌は下を向く。

⑥そのまま両腕を正面に伸ばしてから、斜め下に下げ、膝から30センチほど上の位置に置く。

⑦①の姿勢に戻り、3分ほどその直立の姿勢を保つ。

⑧息を吸いながら両手を胸の前に持ち上げる。掌は上を向く。
 そしてすぐに掌を下向きに返して、息を吐きながら、両手を胸の前から下に下げる。
 これを3回繰り返す。

・毎日1~2回行なう。時間はいつでもよいが、午後か夜が良い。
・空腹過ぎるときや満腹のときは、やってはいけない。
・練功前に、熱い飲み物を一杯飲むとよい。
・この姿勢をとっている間に、掌が発熱したり、全身が発熱したり、汗が出てきたならば、それはよい兆候である。
 逆に身体に寒気を感じたら、いったん中止し、日にちを置いてから再び行なう。
・汗が多く出てきたときは、練功終了後に、熱めのシャワーを浴び、熱いお湯などを飲むのもよい(必ずそうしなければいけないというわけではない)。

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