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8 心を訓練するための八つの詩

8 心を訓練するための八つの詩

 如意宝珠にもまさるすべての衆生の最高の幸福を実現しようとの決意をもって、いつも彼女たち(母なる衆生)を慈しむことを学べますように。

 いつであれ、他者と交流するときは、自分自身を最も劣った者と見なし、自らの心の奥底から、他者を優れた者として慈しむことを学べますように。

 あらゆる行為をするときに、心の中でよく吟味することを学べますように。
 自分と他者を危機に陥れる思いが起こったならば、すみやかに断固としてそれに立ち向かい、退散させることができますように。

 性根の悪い人たち、悪行や苦しみによって強くさいなまれている人たちを大事にすることを学べますように。
 あたかも貴重な宝を見いだしたかのように。

 他者が妬みから悪口、中傷などをもって私を不当に扱うときも、損失はすべて私が引き受け、勝利は他者に与えることを学べますように。

 自分が大きな期待をもって尽くした人が理由もなく私をひどく傷つけるときも、すばらしい心の導き手として、その人を見なすことを学べますように。

 要するに、直接的にも、間接的にもあらゆる手助けと幸福を、我が母なるすべての人々に例外なく与えることと、我が母なる人々のあらゆる危害と苦しみを謹んで私が引き受けることを学べますように。

 これらすべての心の訓練が、八つの世間的な関心物の垢によっては汚されないことを学べますように。
 また、あらゆる現象は幻のようであると理解することによって、執着の束縛から解放されますように。

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