4 半馬歩
4 半馬歩
①直立し、右足先を外側に少し開き、左足は右かかとの一歩前の床に軽く置く。後ろ脚に七割、体重をかける。
②そのまま、右足の膝だけを、左膝の裏側に来るように内側にねじりこむ。上体は45度右方向を向く。
③左腕は前に伸ばし、少し肘を曲げる。掌は前方少し下向きにし、少し指を曲げて、掌を丸める。指が横に張る力、外側に開く力、内側に閉じる力の三つの力を拮抗させる。
④右手は掌を前斜め下方に向け、左手と同じようにして、へその前に置く。
⑤顔をまっすぐにし、左手中指を通して遠くを見る。頭頂で天を支えるような気持で、歯を食いしばり、舌を上口蓋につける。
⑥疲れたら、右足を一歩前に踏み出して、全く左右逆の姿勢をとる。
⑦疲れたら、左足を一歩前に踏み出して、最初と同じ姿勢をとる。
これは、強烈にエネルギーを強め、エネルギーを通し、クンダリニーを覚醒させるなどの、大きな効果を持つ行法である。