魔に打ち勝つ祝福の日
今日は、ドゥルガー女神が悪魔に打ち勝ったお祝いの日であるとともに、ラーマが魔王ラーヴァナを打ち倒した日でもあります。
この「魔に打ち勝つ」という強烈な祝福の日に、皆さんもぜひ神に供物などを捧げるとともに、自分の中の魔を完全に退散させる、決意の記念日にしてください^^
われわれを閉じ込める堅固な壁は、エゴイズムである。われわれはすべてのものを自分自身に差し向け、私がこれやあれをやるのだ、などと考えている。
この取るに足らない「私」を取り除きなさい。われわれの中にある魔性を殺しなさい。「私ではなく、あなたです」――このように言い、感じ、実行しなさい。
エゴによってでっち上げられた世界を放棄しない限り、決してわれわれは、天の王国に入ることはできない。
(エゴの世界を放棄せずに天の王国に入るなどということは、)かつて誰もなしたことはなく、これからも誰もなすことはないだろう。
世界を放棄することは、エゴを忘却すること、つまりエゴを全く認知しなくなり、肉体の中に住みながらそれを全く認知しなくなることである。
この下劣なエゴを、完全に消滅させなくてはならない。
――ヴィヴェーカーナンダ
自分を傷つける衆生たちを
過去世では父母であったとみなし
この心構えをもって
命を懸けて、魔と戦わなければならない。
慈悲の甘露水を飲み
「『衆生救済の責任を担おう』という特別な決意」を
堅固に成就した菩薩は、
大変稀有な存在である。
――ダライ・ラマ五世
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