解説・アーナンダマイー・マーの教え(7)「正しい自己認識」
◎正しい自己認識
【本文】
六.自分は常に真理の中にあり、至高者の御胸の中で成長し、彼を見出すために日々ますます自己を放棄しているのだという確信を強めてください。
これは修行者としての、あるいは神の道具としての自己認識と同時に、随喜っていうかな、つまりこれは――ちょっと後でも出てくるけども――必要な自我意識です。そういう必要なアイデンティティを、しっかり持たなきゃいけない。
これは後のほうでも出てくるけども、決してわれわれは、よく分かってないのに、「無我」とか「空」とかばっかり言ってちゃいけないよ(笑)。「無我です。空です。わたしとは何もないのです。」で、バーンってその人を叩くと、「あ、痛い!」って(笑)――そんなじゃしょうがない(笑)。じゃなくて、正しい自己認識を常に持つ。
で、ここに書いてあるように、わたしは常に真理の中にあり、至高者の御胸の中で成長し、彼を見出す――彼っていうのは至高者ね――を見出すために、日々ますます自己を放棄しているのだっていうその確信、あるいは自己認識を常に日々持ち、それを強めていくようにしなきゃいけないと。