恐れるものは何もない
恐れるものは何もない。
恐れはすべて、君の心が作り出した幻影だ。
君が過去になしてきた、他者に対しての非難、攻撃、排他、嫌悪、
こうしたものが今、君にそのような幻影を見せているのだ。
君は教えを学んでいながら
そのような汚れた心をやめなかった。
その報いとして、君は今、実体のない恐怖や不安にさいなまれている。
しかし恐れることはない。
すべてはあのお方が動かしているだけであり、
我々はただの道具に過ぎないのだから。
君が恐れようが、期待しようが、何を思おうが、
すべてはただ、あのお方のご意思により、最善なる形でなされるだろう。
君が持つべきは恐れや期待ではなく、
至高者への愛と、
衆生への愛だ。
至高者への愛を持ちなさい。
衆生への愛を持ちなさい。
そしてそのために懸命に努力しなさい。
しかしそれすらもすべて、ただあのお方がなさっているのだ。
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