心は常に主のことを
「心を常に主の御足に向け、執着しないで働くよう心がけなさい。
ある人が背中に腫れ物ができているとする。それでもこの男はいつものように人と話をしているだろう。たぶん、日々のつとめにも従事しているだろう。しかし、痛みが常に、彼に腫れ物の事を思い出させている。これと同じように、おまえも世間に暮らしてはいても、心は常に、主のことを思っていなければならないのだ。
女が密かに恋人と通じているとする。世間で、そういう女のように生きるのだ。魂は密かに主を恋い慕いながら、様々のつとめはきちんとおこなって――。彼女は家の仕事をしている間中、恋人のことを思い続けているだろう。」
――ラーマクリシュナ・パラマハンサ
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