心の浄化(今朝の瞑想より、縁あるみなさんへのメッセージ)
時々は、深い瞑想に入って、自己の心をじっと見つめなさい。
『心の本性』に到達した振りをしてはいけない。
それはまだ非常に浅い意識だ。
リアルに深い意識に入りなさい。
君はまだ心の本性を知らない。
それどころか、潜在意識のことも知らない。
心の本性に到達する前に、潜在意識の海に飛び込まなくてはならない。
その海の中で、至高者に心を合わせると、
言葉にできない歓喜と心の広がりと透明さと寂静を経験するでしょう。
しかし同時に、その海の中には、多くの汚れもあることに気づくでしょう。
その汚れに心を合わせると、気が狂いそうな、恐怖に満ちた邪悪な世界を経験するでしょう。
確かに、その汚れを無視して、心の本性にたどり着くこともできる。
しかしそれは本当の意味での解放ではないと私は思います。
時々は、深い瞑想に入り、
心の純粋さから来る至福を経験すると同時に、
自己の心の汚れをしっかりと認識しなさい。
自己の心の汚れを知り、
懺悔し、
慙愧の念を持ち、
日常生活において、日々の修行において、
自己の心に、一点の汚れもなくなるように、努力しなさい。
信のない者、疑念に満ちた者、魔にとりつかれた者、戒を破る者、邪悪な心を持っている者
これらの者とは、一定の距離を置きなさい。
あなたが完成する前に、これらの者と付き合いすぎると、それはちょうど、純粋な牛乳に不純物を混ぜるようなもので、あなたが純粋な悟りのヨーグルトに変容する妨げとなるでしょう。
彼らに慈悲を持ちつつも、一定の距離をおきつつ、本当に相手の利益となることだけを行ないなさい。
この人生は、あなたの心の浄化のために、与えられたものです。
一瞬一瞬無駄にせず、一生をかけて、心の浄化に励みなさい。
時々は深い瞑想に入り、
純粋な心のすばらしさと
けがれた心の恐怖を知りなさい。
そしてまだまだ自分の心には多くの汚れがあるという事を認識しなさい。
常に純粋でありなさい。
常に至高者に心を合わせなさい。
常に慈悲で心を満たしなさい。
それらを阻害する心の要素は、すべて魔の働きである。
心を暗くし、固くし、恐怖させるもの、それらは魔の働きである。
もし心が以前より暗く、固く、恐怖が増えていると感じたら、
それは心が魔にやられている証拠である。
自分をごまかしちゃいけないよ
希望的観測により、自己のエゴを肯定してはいけないよ
エゴがあると、魔にとりつかれる。
できるだけその隙をなくしなさい。
そのためには純粋な「信」と「慈悲」の心を常に持ち、
決して離さないようにしなさい。
心の魔を一掃せよ。
この人生は、あなたの心の浄化のために、与えられたものです。
一瞬一瞬無駄にせず、一生をかけて、心の浄化に励みなさい。
人はいつ死ぬかわからない。
死ぬときに、後悔のないようにしなさい。
一時的な心の迷いや、逃げや、快楽の誘惑に惑わされないようにしなさい。
ただ心の浄化のみに、一生を捧げなさい。
それがあなた自身と、あなたと縁のある衆生を救う道です。
すべては心です。
心がすべてです。
心の魔を一掃し、
完璧に純粋な心を実現し、
心を至高者の光で満たしてください。
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