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山のダルマ(25)

 様々なタントラのサマヤはすべて、グルの身口意のサマヤに属している。
「一瞬でもグルを普通の人間だと思ったら、悟りはまだ何光年も先である。」
 それはなぜであろうか?
「弟子の悟りは、グルを条件としているからである。」
 これは極めて重要なポイントである。あなたがどんなに優れていようと、グルを持たなければ、あなたは結局誤りを免れない「自己」に依存しているのである。グルに弟子入りすれば、アビシェーカの誓約と口頭の教えがあなたに選択の余地を与えず、否応なくサマヤを守らなければならなくなる。
 四つのアビシェーカを受けた後、曼荼羅の主神であるグルの前で礼拝し、「今から、わたしはわたし自身を『しもべ』としてあなたに捧げます。わたしを弟子として受け入れてください。わたしのすべてをご自由にお使いください。」と言いなさい。
 しかし、あなたがどんなに高尚で優れていても、この宣言だけでは、グルに自己を完全に明け渡せないだろう? あなたはこう言い足すべきだ。
「グルがおっしゃったことは、何でも実行いたします。」
 この誓約を結んだ後に、グルの言うことを拒否することができるだろうか? もし誓約を果たせないならば、はっきり言えば、あなたは嘘つきではないだろうか?

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