夢の中の友へ
人は視覚的錯覚にだまされやすい、というのは多くの人が知るところだろう。
同様に、聴覚も、触覚も、もちろん嗅覚や味覚も、様々な錯覚による誤認をしてしまいやすいというのは、日常においてもよく経験されることだと思う。
しかし実は最もあやふやで錯覚しやすいのは、この五感の識ではなく、第六番目の識、すなわち意識なのである。
私たちが信じる科学も、常識も、すべてはこの意識の中での産物である。そこを出ることはできない。
しかしなぜか我々は、五感の錯覚は自覚できても、この意識の錯覚は自覚しにくい。
そしてこの我々にとっての諸悪の根源である意識こそが、同事に我々にとって救いの基盤ともなる。
それには「ダルマ」との出会い、
そしてそれを説いてくれる師や聖者との出会いが必要だ。
そしてもし運良く出会ったら、しがみつけ。
心を変えること、意識を変えることに全力を尽くせ。
キーワードは、心を変えること、意識を変えることだ。
聖なる意識、清らかな心、これを培うことに全力を尽くすのだ。
これは、夢の中にいる友たちへの、聖者たちからの精一杯のメッセージである。
思い出せ、神の愛を。
キーワードは、清らかな心だ。
心をただ聖なるものでいっぱいにするのだ。
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