ヴァイラーギャ・マーラー(放棄の花輪)(39)
37 血が悪くなってしまった
血が充分にあって濃いと、
若者は飛び跳ね、踊る。
口髭を縒り、神を否定する!
「俺がこれを行なった」「俺はあらゆることを知っている」
「俺に匹敵する者はいない」「俺は何でもできる!!」――それだけだ。
彼は酒を飲み、賭け事をし、悪戯ばかりして、
様々な種類の病気にかかる。
そこで医者のところに行き、こう言う。
「サヒブ先生、血が悪くなってしまいました。」
そして、606本も、さらに914本もの注射を打ってもらう!
彼の顔は今や真っ青だ。
彼は不安定な足取りで歩き、
恥ずかしくて顔を隠し、
陰気な存在をのろのろと引きずって行く!
おお、君よ! 血気盛んなときに、
神のことを思い、慈悲深くあり、そして善良な行ないをしなさい。
高潔な道を歩みなさい。
聖者に近づき、彼らの教えに従いなさい。
その結果、あなたは豊かな平安を得るだろう!