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ブラフマーナンダのお誕生日

 今日は、ラーマクリシュナ・パラマハンサの高弟、「クリシュナの永遠の友」と呼ばれるスワミ・ブラフマーナンダのお誕生日です^^

「誰が神のみわざを推し量ることができましょう? 誰が彼の神聖なお遊びを知ることができましょう?
 人はカルマに縛られている間は、幸と不幸との支配を受けなければなりません。学識があろうとなかろうと、善人であろうとなかろうと。――これがあらゆる人間の運命です。混ぜ物のない至福を得ている人は本当にまれです! すべての欲望から解放された人だけが、尽きることのない喜びを見出すのです。

 この世には幸福より不幸の方が多い。大部分の人は、不幸な生活をしています。父なる神は愛深く親切です。その子供たちが苦しむ理由を、誰が説明することができましょう。

 人は、自分の迷妄のゆえに苦しむのです。この迷妄は、要するに彼のエゴの感覚です。人が『我がもの』と呼ぶもの一切を捨て、彼の生命も、彼の心も、そして彼の知性をも万物の主の清き御足のもとにゆだねて、このエゴイズムから解放されたとき――そのときにこそ、彼は本当に恵まれているのです。そのような人だけが本当に幸福なのです。

 自分の力では、人は何一つ成し遂げることはできません。なすべきことはたった一つ、神に祈ること、そして不断に祈ること。これをすれば、われわれはエゴを忘れきり、神のみが実在であるということを、神のみが真理であるということを、始終覚えているでしょう。そのときにはじめて、われわれは迷妄から解放されるのです。

 シュリ・ラーマクリシュナはよくこうおっしゃいました。
『何人の人々が、自分の身内を愛するのと同じように神を愛していることやら。神を愛したいと思っている人でさえ、何人いることやら。』

 心は、外界の形成要素でもある三つのグナによって作られています。それだから心は、世間のことを考えるのが好きなのです。これがまさに心の性質であり素質であるのです。人がわが心を外界から内部に引っ込めて、神の聖なる御足に集中せしめることができるのは、ひとえに神の恩寵によることです。

 私は主に、物質界の意識から完全に解放してください、と祈ります。グルの蓮華の御足の中に浸りきりでいられますよう、どうぞお恵みください――これが、私の心中の、たった一つの願いです。」

--ブラフマ―ナンダ

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