スワミ・トゥリヤーナンダの書簡集(15)
1912年6月10日
カンカルにて
親愛なるシュリーダル(スワミ・ニルパマーナンダ)へ
今日、久しぶりにあなたからの手紙を受け取り、うれしく思いました……。
あなたはサットサンガ、または聖なる交わりの利益を常に手にすることでしょう。
あなたの内なるそのサット、または永遠なる実在[ブラフマン]との交わりを持ち続けようとしてください。
そしてまた、人は外的な生活においても聖なる人びととの交わりを必要とします。――神があなたにそれを与えてくださいます。人は心の内奥から、深くそして誠実に祈るべきです。
常に祈ってください。主があなたを守ってくださるでしょう。恐れることはありません。今はあなたの義務を完全に果たしてください。主が再びあなたに別の仕事をお与えになるとき、心からそれに従ってください。あらゆる活動の中に神の意思や力を見るようにしてください。そうすることによって、あなたはあらゆる心配から解放されるでしょう。
時間があるときはいつでも、経典を学び、そして瞑想を行なってください。学ぶことに対するあなたの渇望は称賛に値します。きっとそれはあなたのためになるでしょう。
愛を込めて
トゥリヤーナンダ