シュリー・クリシュナ・カルナームリタ(2)
光り輝くあの御方を、わたしたちの心の中で輝かせましょう。頭に鮮やかなクジャクの羽をいただく御方、素敵な美に包まれたお顔の御方、若さがほとばしり、横笛で歓喜のアムリタの音を降り注ぐ御方を!
若々しく胸が膨らみ始めた年頃のヴラジャのゴーピーたちは、至る所で彼を愛情込めて礼拝する。
まさに彼こそがこの全宇宙で唯一の喜びを味わう御方であり、喜びの唯一の源。
シュリー・クリシュナの眼は花盛りの蓮華の花弁のように長く、そのすべてを魅了する蓮華のような御顔は、あり得ないほど美しく甘美な笑顔をたたえると、さらに魅力的になる。
その豊富な巻き毛は、立派なクジャクの尾羽で飾られて喜んでいるかのよう。
一切の光の顕現であるこの御方を、わたしの心の中で永遠に輝かせましょう。
わたしの心は、一見、感覚の対象という名の有毒な肉を求めているように見えますが、心の中ではクリシュナの美を求めている。そのクリシュナの美しさは、バクタの心を縛り、主との別離に燃えるような苦しみを与えるのです。
主の御顔という蓮華が、わたしの心の湖に咲きますように。
その御顔の眼は、半分とじた蓮華のつぼみのようで、
その繊細な鏡のように輝く頬は、
横笛の調べという甘美なハチミツで膨らんでいる。
微塵の微塵の微塵ほどでいいので、
ムラーリの甘美な美しさを、わたしに述べさせてください。
その御方の若きお姿は、わたしを恍惚とさせ、
その月のようなお顔は、横笛の柔らかな調べによって礼拝されているのです。