シュリークリシュナ・カルナームリタ(20)
わたしの命の命であり、三界を魅了する御方クリシュナに栄光あれ!
その盛りを迎えた青年時代は、「あどけなさ」という最後の残り火のちらつきで彩られ、
その喜びで輝く眼は、笑顔というアムリタで愛の神をも当惑させ、
その美しさは、絶えずすべてのものを魅了するのです。
クリシュナは愛に駆り立てられて、横笛という口から愛を飲むのです。
(クリシュナの)あの蓮華の御足は、なんと素晴らしいのでしょう!
あの蓮華の眼は、なんと素晴らしいのでしょう!
あの蓮華の御顔は、なんと素晴らしいのでしょう!
ああ、あの御体は、なんと、なんと素晴らしいのでしょう!
全世界の唯一の装飾であると同時に、ラーダーの水瓶のような胸を飾りとしているクリシュナに礼拝いたします。
クリシュナは偉大な御方であり、ヴラジャの若い娘たちというエメラルドの首輪の中央を飾る宝石なのです。
ああ、主クリシュナの美しさは言葉では言い尽くせません!
主は、最愛のラーダーの胸を掴み、ラーダーがそれに抗った際に、
全身が、ラーダーの胸についていた新鮮なクムクムの粉まみれになりました。
そしてさらに、その際に主の鏡のような頬で遊び戯れる汗は、なんと愛らしいのでしょう!
その愛らしさに高められた「歓喜の美」を、主はわたしたちに見せてくれるのです!
ああ主よ、あなたの超越的な御体はとても愛らしく、
その御顔は、御体よりもさらに愛らしいのです。
御顔に浮かぶ柔らかな笑顔は、ハチミツの香りのようで、
さらにより一層、愛らしいのです。