グル・バクティヨーガ(79)「グルへの忠誠と奉仕」
◎グルへの忠誠と奉仕
現代、多くの偽のグルや偽の弟子がいる。グルを探すときは気を付けなさい。
弟子の義務は、グルの聖なる御口から出た命令に従うことである。
グルの家の周囲を整頓し、きれいに保ちなさい。
師と弟子の間の関係は、愛される者と愛するもののそれの如くである。
ときどき、グルは弟子をテストする、あるいはときには誘惑したりそそのかしたり陥れたりもする。しかし弟子はグルへの確固たる信によってそれらを乗り越えるべきである。
弟子はグルに何も隠してはいけない。率直で、真っ直ぐでなければならないのだ。
ラーガ・ドヴェーシャ(愛著と嫌悪)から自由であるグルの蓮華の御足の塵になることは、類稀な特権である。
至高者と一体となっている師の聖なる御足の塵は、弟子にとっては神聖なる装飾品である。
グルへの奉仕を絶対に一日も休んではいけない。くだらない言い訳はするな。
常にグルの御足の塵の如くある者は、祝福されている。
グルの恩寵は、謙虚で、簡素で、従順で、グルの蓮華の御足に献身する弟子にそそがれる。
グルの御手の中の道具であれ。
グルがあなたの過ちを指摘するとき、あなたは自分の行為を正当化してはならない。ただ彼に従いなさい。
アーサナ、プラーナーヤーマ、瞑想を、それらに精通したグルの指導の下で学びなさい。
食べすぎる者、眠りすぎる者は、グルのお好みに従ってお仕えすることができない。
-
前の記事
グル・バクティヨーガ(78)「行動の原則」 -
次の記事
「グル・リンポチェ」(7)