そこ
師の指示というアンブローシアを、今すぐに飲まない者は、
あまたの理論という砂漠の中で、渇きによって死ぬだろう。
思考や思惑を捨て去り、子供のようであれ。
お前の師の教えに献身せよ。
そのようにして、生来なるものは明らかになる。
それは、名前や他の特性がないので、
私はそれは、議論によって理解されることはないと言ったのだ。
それではどのようにして、至高者を言葉で記述することができようか?
それは少女が、言葉にできない喜びを味わうようなものだ。
完全に存在と非存在の概念を欠いた、
全世界が吸収されるのは、そこである。
人が、存在の罠から解放されたとき、
心は不動となる。
お前がお前自身で、至高なるものを見ることなく、
そんなにも比較の対象ばかり増やして、どうするのだ?
誤りが終わりを告げるとき、私はそれを教える。
お前は、おまえ自身を知っている。
――サラハ