「経験すべき教え」
2006.9.13「クンダリニーヨーガのプロセス ②」
◎経験すべき教え
クンダリニー・ヨーガについては、いろいろ流れがあるんですけども、いろんなことをこのあいだも話しまして、これからも話すと思うんですが、実質的な問題でいうと、それらの現象っていうのは、例えばこれが終わってこれ、これが終わってこれ、となるというよりは、いくつか同時に進む形になります。
しかも、その進むというのも一回ではなくてまた戻ったりとか。どういうことかというと、例えばわかりやすくチャクラでいったら、例えばムーラーダーラ・チャクラの経験をして、2番目のチャクラの経験をして、3番目のチャクラの経験をしました。私はもう3番目まで来たな、と思っても、また1番目の経験をする場合がある。それはより深い経験になるんだけど。それはその、深さがちょっと違うから前と同じではないんだけども。例えば一旦バーッとエネルギーが上がったからといって、もう下のものが全部終わったかっていうとそうじゃなくて、よりどんどんどんどん経験して深まっていくという感じがあるね。
だからすごくその、言葉としては分かりにくいんだね。経験するしかないという部分がかなりあります。
で、もう一回言うと、いろんな現象が同時に――現象っていうのは例えば、チャクラの世界の進み方。あるいは元素の世界の進み方。あるいはその他クンダリニー・ヨーガで現われるといわれるいろんなプロセスが、重なりあって進む。あるいは人によって順番が違ったりする場合がある。大まかなセオリーは変わらないんだけど、いろいろなタイプで重なり合い方とかが違ったりする。それは頭に入れておいてください。
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