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「神のしもべに」(アコースティック・ライブヴァージョン)

 ある魂が
 本当に真理に出会ったのだとしたら、
 本当に縁ある神、縁ある師、縁あるダルマ、縁ある法友たちに出会ったのだとしたら、

 実はその瞬間から、
 もう彼にとって、「エゴのための人生」は終わりを告げている。

 これは、「エゴのための人生を終わらせるぞ!」という決意ではない。
 出会った瞬間に、すでに終わっているのだ。

 つまり実はそこにもう、エゴはないのだ。
 エゴという選択肢はないのだ。

 そこにエゴがあるような気がして、
 エゴという選択肢があるような気がして、
 苦しんでいるだけなのだ。

 ありもしないものを守ろうとして、
 ありもしないものを主張しようとして、
 一人で苦しんでいるだけなのだ。

 それに気づいたとき、
 彼はエゴの幻影から解放され、
 苦悩から解放される。

 そう、自分にはすでに
 真理に出会った瞬間から
 神のしもべとして生きる選択肢しかなくなっていたんだ。
 そしてそれは、何と幸せで、
 何と安らかで、歓喜なんだろうかと。

 これを見ているあなたも、魔に騙されている一人かも知れない。
 もうそこにエゴなんてないのに
 「エゴを取った方が幸福だよ」と、
 悪魔という詐欺師が、ささやいている。
 存在しないものを売りつけようとしている笑!

 だから気づきなさい。
 そこにすでにエゴはなく、
 エゴという選択肢もない。
 あなたはありもしないものを守ろうとして、苦しんでいるだけだった。
 
 「それ」に出会った瞬間から、
 あなたにはもう、神のしもべの道しかなかったのだ。
 何という幸福だろう。
 やることがそれ一つしかないということは。

 これはわかる人にしかわからない世界ではあるが
 わかる人は幸福である。

「神のしもべに」(アコースティック・ライブヴァージョン)

心の中のアヨーディヤーで
ラーマが、シーターが見つめているよ
正しく生きなさいと 叫んでいるよ
神の道具となって 自己を捧げよと

迷い つまづき 苦しんだ日々も
すべてはあなたに 会うためでした
やっと会えたあなたに すべて捧げます
エゴのための人生は 終わったのです

無明に満ちた闇の中から
救ってくれた神とわが師に
すべてを捧げ帰依して 恩返しする
それ以外の人生は 私はいらない

たとえ人生を棒に振ろうとも
一度決めた道を貫き通す
あなたに救われた あの瞬間に
私の人生は 決まったのです

ラーマがいつも心の中で
神のしもべとなれよと叫ぶ
それが 君がこの世に 生まれた意味さ
けして忘れるなよと ほほえんでるよ 

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