生死を超えたものに
この世の苦楽を超えたものに
生死を超えたものに
たどり着くために
この生があるなら
美しい容姿も、健康な体も、
うまくいっている人間関係も
かなっている望みも
皆、その足を引っ張るまやかしかもしれないよ。
傷めつけられているとき、
いじめられているとき、
不幸や苦難と呼ばれるものの中にいるときにこそ
もしそこに、ダルマやバクティやアディシュターナといったものがあればであるが、
そのように揺らされて生じた隙間から
光が差し込むことがある。
それは、素晴らしいとか美しいとかではない、
根本的な目覚めの光だ。
もちろん、だからといって、この世の楽をすべて捨て、ストイックに生きなければいけないというわけではない。
しかし、忘れないでほしいのだ。
呑み込まれないでほしいのだ、高々この世の観念に限定された苦楽の世界に。
忘れないでほしいのだ、それらをこえたあれを。
この世のことはすべてお任せ
どうなったっていいじゃないか
すべては目覚めのためのプログラム
そしてそれを忘れないために
懸命な修行が必要だ。
偉大なる母なる神に帰依し奉ります
偉大なる至高者に帰依し奉ります
願わくば、すべての衆生が
早く幻影から目覚め、幸せになりますように。
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