中心
心を中心に。
中心も端もない、中心に。
そうすれば
何の心配も不安もない。
神の意思と、
なすべきことと
なしていることだけがある。
不安も恐怖もなく、
後悔もない。
心を中心に。
中心も端もない、中心に。
そこは雑念なく、妄想なき
至福の世界。
起こることに
こうなったら良く、こうなったら悪い、
などと評価を始めたら
中心からずれ始める。
起こることは神まかせ。
君はただ、中心からずれないことを考えなさい。
中心も端もない、中心から。
そうすれば何も怖いものはない。
何が起きたって、良いじゃないか。
あの中心から外れていないという、自信があるならば。
しかしもちろん、そのためには、
日々のたゆまぬ教学や修行が必要だ。
日々、自己を教えによって薫習することが必要だ。
そうして中心に自分を持って行くことを繰り返し修習し、覚え込ませ、
その上で、未来を手放すのだ。
すべてあなたにお任せいたします、と。
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