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要約・ラーマクリシュナの生涯(28)「ラーマクリシュナがブラーフモー・サマージに与えた影響」①

28 ラーマクリシュナがブラーフモー・サマージに与えた影響

◎母なる神の指示により、ケシャブと会う

 
 前述のように、母なる神の指示に従って、ラーマクリシュナはインド・ブラーフモー・サマージの指導者ケシャブ・チャンドラ・センに会った。それは、ラーマクリシュナがドッキネッショルにいるということを、この影響力のある人物を通して、約束された弟子たちに伝えるためであった。

 ケシャブ・チャンドラ・センは、初対面からラーマクリシュナに強く惹かれた。ラーマクリシュナを訪れてその甘美な甘露のメッセージに聞き入り、人生が新しい光に照らし出されるにつれて、ケシャブ・チャンドラ・センは、この愛の甘露を独り占めしていることはできなくなり、この光を惜しみなく大衆に広めたいと思うようになった。こうしてブラーフモー・サマージが発行する複数の英語やベンガル語の雑誌を使って、ケシャブはラーマクリシュナの生涯や智慧の言葉を広めた。また、ブラーフモー・サマージの儀式の際に会衆に呼びかけるとき、ケシャブや他の指導者たちは、ラーマクリシュナのメッセージを頻繁に繰り返した。またときどきは内輪の会員で、ある場合には全員そろってラーマクリシュナを訪問し、霊的な会話に時を過ごした。

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