あ、そうだった!
そうだ、本当は何もないんだよ。
一つ深く入ると、本当は何もないと思い出す。
一つ浅く降りると、いろいろと現れ出す。
純粋な空に現れた水蒸気という実体のないノイズが、雲という実体のない現実を創り出す。
こうなったらいいな、こうなったら嫌だな
実体のない執着と嫌悪の記憶が、実体のない希望と恐怖を創り出し、二元の世界が現れる
そこに引き込まれないように念正智し、再びあの中心点に心を戻すと、すべては消え去る。
ああ、何もないのだ。
何もないのに、みんな、何をやっているんだ。
何もない。
もう終わった。
ただ神の計画として、リーラーとして
この世を生きる。