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グル・バクティヨーガ(24)「ヨーガのサーダナー」

◎ヨーガのサーダナー

 
 プラーナーヤーマの実践は、熟練したヨーギーであるグルの導きの下で行われなければならない。

 あなたは、グルや聖者の絵に集中するのがよいだろう。

 感覚的対象から心を引き離し、グルの指示に従って行動しなさい。

 たとえばカシミールにいる求道者が、ヒマーラヤのウッタルカーシーにいるグルを瞑想するならば、彼と師の間にはっきりとした繋がりが確立する。
 グルは弟子の思いにこたえて、力、平安、歓喜、至福を彼にもたらす。彼は、強烈な磁力の流れの中で沐浴するのだ。
 霊性の電流の流れは、師から弟子へと不断に流れている。ちょうど、油が一つの器から別の器へと途切れなく流れるように。
 弟子は、その信の強さに比例して、師から多くのものを吸収し、得ることができる。
 弟子がどんなところにいても、誠実に師を瞑想すれば、師も実際に、弟子から生じる祈りの流れや気高き思考の流れを感じ、それが師のハートに触れる。

 内なるアストラルを見ることができる者は、チッタの海の中、弟子と師の間に 薄いまぶしい光をはっきりと見ることができる。それはサートウィックな思考のヴァイブレーションの動きによってもたらされる。
 
 あなたはヒンドゥ哲学の中に、非常に難解な意味をしょっちゅう見出すことだろう。これが、あなたには師の助けが必要であるという理由である。

 クリシュナ、シヴァ、ラーマ、女神、ガーヤトリー、グル、キリスト、あるいはブッダの絵や写真を持っていなさい。そしてその前に座りなさい。

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