平等の歌
取る・取らないを平等に見て、欲界を超える。
好き・嫌いを平等に見て、四無量心を修習し、
苦楽を平等に見て、最高のサマーディに至る。
自と他を平等に見て空間を越え、
あれこれを平等に見て、識別を超える。
過去と今と未来を平等に見て、縁起の流れにとらわれずに時間を越え、
想いのあるなしを平等に見て、低いニルヴァーナを超える。
そして輪廻とニルヴァーナさえ平等に見たならば、
無明を超えたブッダの境地に至る。
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