証明書
君はずっと大事にしてきた鉛の証明書を捨てて、
「修行者」とか「真理の探究者」という黄金の証明書を手に入れた。
しかしその黄金の証明書も、実はフェイクだったということに気づき始めたね。
ここには何の証明書もない。
何の足場もない。
それは地の果てであり、ここから先は海だから。
勇気を出して、飛び込むがいい。足場のない海へ。
安心しなさい。君はおぼれることはない。
水をいっぱい飲んでしまうだろうが、それは神の甘露だ。
そしてしばらくその不安定さの中で、誠実さを保ち続けるなら、
そのうちに気づくだろう。
この空が、大地が、花が、ゴミが、アスファルトが、証人だ。
私はいつも主に見守られている。
常に主の愛の中から、離れたことはない。
こだわりを捨てたとき、母の愛に気づく。
無限なる母なる神の愛に。
君にはなすべき事がある。
「神」とか「真理」とかをしじゅう考えている君が
神の道具以外の何だというのか?
もっと純粋な神の道具となるために
今はひたすら自らを鍛えるのだ。
この空が、大地が、花が、ゴミが、アスファルトが、証人だ。
君はいつも主に見守られている。
常に主の愛の中から、離れたことはない。