母なる神の意のままに
「母なる神の意のままに、一人漂うのが私の人生でした。それを破ろうとした瞬間に、まさにその瞬間に私は傷つきました。母の意思がそうしたのです。
私は平和で幸福です。以前にも増してはるかに出家修行者として幸福です。私の親類縁者に対する愛は、日ごとに薄らいでいきます。母に対する愛は増していきます。
ドッキネッショルのバンヤンの木の下で、聖ラーマクリシュナと徹夜をした長い夜の思い出が、もう一度よみがえってきます。
私は母なる神の子供です。母は仕事をし、遊びます。どのように計画を立てるべきだろうか。どんなことを計画するだろうか。事物ができては消えていきます。母が好むがままに。私が計画を立てているにもかかわらず、それにはお構いなしに。私たちは母の自動操作です。母は操り人形師なのです。」
――ヴィヴェーカーナンダ
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