余談2
なんだ、もとから完全じゃないか。
ということは問題は?
認識だ。
意識だ。
この間違った認識の意識だ。
世界はもとから完全であり、歓喜に満ちている。
言葉を超え、概念を超え、イメージを超え、
それをつかまなければならないが、
まずはそれに飛び込むための安全装置として
言葉で、概念で、イメージで、教えをしっかり身につけるのだ。
走れ、全力で走れ。
でもリラックスして。深刻に重く考えすぎる必要はない。
リラックスしつつ、
できる範囲で全力疾走するのだ。
走ったら、わっはっはと、気持ちよく笑え。
で、また走れ。
そのうち、サムサーリングハイが起こり、気持ちよくなるだろう笑
何もする気が起きないときは
ただ「神よ」「仏陀よ」「わが師よ」と唱え、祈りなさい。
あまり権威的に教えを捕らえすぎたり、
あるいは占いを信じすぎたりすると、
自分で自分に限界を作り、
修行していない人よりも悪い、堅い堅い堅物になってしまうので、気をつけなさい。
自分は仏陀の子であり、
神の子であり、
何にも制約されない、自由なる魂であり、
そもそも真理とは何にも制約されないのだということを、思い出しなさい。
自信を持って、自己を壊しなさい。
悪魔は、君が一番引っかかりやすいところを巧妙について、
粗雑な世界に意識を引きずり落とす。
真実の追究が、いつの間にかエゴの追求にすり替わる。
偉大な賢者さえも、この罠にひっかかる。
だから十分用心しなさい。
心の広がり、光を失わないようにしなさい。
神を思って涙が流れる、その心を大切にしなさい。
重要なのは、神の祝福。
ただ神の祝福によってのみ、
真実は姿を現す。
さて、余談はこの辺にして、
ただ神だけに心を合わせよう。