バクティの精髄(35)
アルジャバムとは、正直、率直さである。
神の探究においては、偽り、不正直、欺瞞があってはならない。
神は、あなたの富も知性も求めてはおらず、ただただ、偽り、浅はかさ、偽善をすべて刈り取った「純粋で正直なハート」だけを求めておられるのだ。
神には何も隠し事はできない。なぜなら、神は全智者であり、すべてに遍在しておられる御方だからである。
あなたのハートは、白い雪のように純粋で、水晶のようにクリアでなければならない。
ちょうど、歪んでいて埃がかぶっている鏡はきれいに正確に対象を映し出せないように、あなたのハートが利己的な欲望と不誠実という蜘蛛の巣で覆われていて、偽善とひれくれ根性によって歪んでいたら、神という真の本質を知ることは到底不可能であろう。
サーダカは、子供のようなハートを培わなければならないのだ。
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