グル・リンポチェ(大聖パドマサンバヴァ)(13)
2.ギャルワ・チョクヤンは、ゲンラムの一族としてペンユルに生まれました。彼は、チベット人の最初の7人の出家修行者の一人としてシャーンタラクシタによって任命されたことで有名な人物です。
ギャルワ・チョクヤンがグル・リンポチェから8つのマンダラの偉大なるサーダナのエンパワーメントを受けたとき、彼の花はハヤグリーヴァという仏陀の曼荼羅の上に落ちました。彼はハヤグリーヴァのサーダナを修行し、自身をハヤグリーヴァ(馬頭観音)へと変容させ、馬の生命のいななきを聞きました。
彼の転生者とされる人物には、グル・ツェテン(13世紀)、ギャトン・ペマ・ワンチュク(13世紀)、そしてテクチェン・リンパ(1700-1775/6年)がいます。 また、カルマパ二世であるカルマ・パクシ(1206-1283年)は、自身をギャルワ・チョクヤンの転生であると認めています。