グル・バクティヨーガ(98)「正しい行為の要点」
第十章「グル・バクティの体系」
◎正しい行為の要点
グルの行為に関して、思慮のない発言をしてはいけない。
グルに対して思慮のない助言をしてはならない。常に静かであれ。
意識的に、あるいは無意識的に、グルの感情を害してはならない。
サットグルの蓮華の御足の塵は、不死を授けてくださる。
グルの聖なる御足の神聖なる塵は、弟子にとって真の恩寵である。
師の聖なる御足を額にいただくことは、最も素晴らしい幸運である。
人生における最も素晴らしく稀な特典は、師の蓮華の御足に触れることである。
グルの恩寵と異性の顔(異性への欲望)は、対極に属している。一方を求めるならば、もう一方を放棄しなさい。
グルの聖なる御足の非常に神聖なる塵は、弟子に繁栄をもたらす。
サットグルの救済の御足から生じる神聖なる塵は、礼拝されるに相応しい。
弟子の最高の富は、サットグルの蓮華の御足の神聖なる塵である。
師の蓮華の御足の聖なる塵を額にいただく者は、ただちに心の純粋性を得る。
グルの蓮華の御足の塵の栄光は、言葉に表すことはできない。
この地球における人生は、われわれがサットグルに奉仕することができ、全力を尽くして、心の底から絶え間なく増大し続ける信仰を持って彼に従うことができる良い機会である。
グル・バクティヨーガの土台は、グルへの絶対の信に基づいている。
弟子は、ヒマーラヤの独房の洞窟で瞑想するときよりも、グルに直接的に奉仕しているときのほうが、グルとより一層一体化しているということを見出すだろう。
グルへの完璧な無条件の自己の明け渡しは、グル・バクティを獲得するための確実な道である。