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グル・バクティヨーガ(52)「適合力の指針」

第6章「グル・バクティの実践」

◎適合力の指針

 弟子が、自分の性質がどのようであろうと、自分自身をグルに合わせ、自分を作り変えていくという意味での適合力は、類稀な美徳であり、気高き性質である。

 また、現代、求道者の大部分が、グルバイ(兄弟弟子)と適合し、和合する方法を知らない。

 弟子は、自分をグルに合わせ、調整し、自分を作り変えていく方法を学ばなくてはならない。

 謙虚さと服従は、グル・バクティを開発するために必要である。

 弟子が、同じグルのもとで生活している兄弟弟子と調和することができないならば、不和が生じ、グルを不快にさせてしまうだろう。

 船長(のようなグル)は常に完璧である。
 漁師(のようなグル)は常に完璧である。
 手術中の外科医(のようなグル)は常に完璧である。
 それでも、渇仰心に燃える弟子は、常に完璧にグルに奉仕をしようとしなければならない。

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