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グル・バクティヨーガ 補遺(7)「グル・タットヴァ」

「グル・タットヴァ」

 父や祖父に対する奉仕が、その息子や孫を喜ばせるように、グルに対する奉仕はマントラを喜ばせる。
 グル、マントラ、神の間に区別を設けてはならない。
 グルをただの人間と見なしてならない。
 グルが住まわれる場所は、カイラスである。
 グルが住まわれる家は、カーシー(ヴァーラーナシー)である。
 グルの御足を洗った水は、ガンガーそのものである。
 グルの美しき御口から発されたマントラは、救世主ブラフマンそのものである。

 グルの御姿はディヤーナの根であり、グルの蓮華の御足はプージャの根であり、グルの言葉は救済の根である。

 グルは巡礼地である。
 グルは火である。
 グルは太陽である。
 グルは全世界である。
 全宇宙にあるすべての巡礼地は、グルの蓮華の御足の裏に宿る。
 ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァ、パールヴァティ、インドラなどのすべての神々、すべての聖河は、グルの身体の中に永遠に座している。
 シヴァだけがグルである。

 グルとイシュタ・デーヴァター(理想神)の間に違いはない。
 サーダナーやヨーガのさまざまなフォームを教えてくださるのが、シクシャー・グルである。
 それらの二者のうち、イシュタ・デーヴァターの偉大なるマントラを授け、学ばせてくださるのは、至高なるグルである。彼によってのみ、シッディは得られる。

 グルが喜ばれれば、主ご自身が喜ばれる。――グルが不愉快になれば、神は不愉快になる。
 グルは、イシュタ・デーヴァターにとっての祖父である。

 身口意において純粋であり、感覚を調御しており、聖典の知識があり、誠実で穏やかであり、神の悟りを得ている者が、グルである。

 悪い性格の者はグルであることはできない。
 有能な弟子は、グルに有能さを欲することは決してない。
 弟子は、グルへの信に比例して成果を得る。

 大学の学位を持っていても、グルを審査する資格はない。

 世俗的な知識という虚栄心に盲目となり、グルの霊性の叡智を試すということは、見当違い、失礼、愚かさの極みである。

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